2008年07月06日

モノマー、ポリマーの話

kasokenさんとこでちょっと興味深い話が出てたので。

KASOKEN satellite - ジェルネイルと歯科治療の意外な関係〜光硬化樹脂
http://d.hatena.ne.jp/kasoken/20080625#p1

モノマーポリマーといいますけど、世の中のほとんどのものはポリマーだといって差し支えないです。
プラスチック製品がその最たるものです。

ポリエチレン袋、とか聞いたことありますよね?
ポリ(=多くの)エチレン ってことですよー。エチレンはH2C=CH2で表されるやつです。

ペットボトルとかは有名ですね。PET=ポリエチレンテレフタレート、すなわちテレフタル酸とエチレンの重縮合体です。テレフタル酸ってのはベンゼン環に二つCOOHがp位についてる。これとエチレンが交互に反応して水がとれてできます。

だいたいこういうのは工業的製法が主なんですけど、一般にはマニキュアとか、言及先にもある歯の詰め物なんかがありますね。初めて知ったけど、可視光で重合、進むんですねー。それくらい重合に要する活性化エネルギーが低く、重合しやすいといえます。モノマーはなんなんだろう?

歯医者さんが重合って言ってるのは不思議な感じ。米欄にもありましたけど、硬化というよりは重合でしょうね。正しくはというよりは定義的に。

あとは洗濯糊の成分、ポリビニルアルコールでスライム作ったりとか、したことある人も多いんじゃないでしょうか。


さて日常における重合で他には、と挙げてみると、瞬間接着剤がそうですね。
これはシアノアクリレートを主成分としていて、エチレンぽいやつにシアノ基CNとエステル結合のCOORが同じ側についたやつです。H2C=C(COOR)CNって感じですかね。

最初のやつまちがってました!カチオン重合じゃなくてアニオン重合です…

空気中の水分という極微量の水で、爆発的にアニオン重合が開始、進行します。-CNと-COORという電子求引基がついているために、カルボアニオンが極めて安定化されます。

なにいってるんでしょうね。

結論としては水分がある所でしか瞬間接着剤は使えないので、砂漠では使い物にならないと聞いたことがあります。実際はどうなんでしょうねー。


化学に興味をもって頂くにはもっと噛み砕いて説明しないとダメなんだろうなあ、とか思いますけど、どうすればいいのかわからないです。
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posted by ぐー at 01:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 化学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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